昨年のゴールデンウィークにニューヨークに行きました。基本欧州派なので、レジャーでアメリカ本土旅行は初めてです。
物価は高いし、なんだか落ち着かない滞在で、唯一心に刺さったのが SLEEP NO MORE でした。「もう来ることはないかな」という感想だったのですが、帰国から1年弱が経過して「そのうちまた行ってもいいかな」なんて気分に変わってきました。
ニューヨークの印象は「大いなる田舎」という感じ。もっと洗練されているのではと勝手に思い込んでいたのですが、クールさはあまりなく、泥臭いとでも言うか。現地の人(かどうかの判別が難しい部分もありますが、全てが観光客というわけではないはず)が気軽になんにでも行列するのにびっくりしました。ハンバーガーショップやスーパーのレジも行列。地下鉄もそれほど便利でなく、「結構生活不便じゃない?」という印象。
ただ1点、行く前は想像しなかった副産物があったのです。それが、テレビに映る光景の場所がすぐに特定できるようになったこと。
やっぱりニューヨークは世界の中心で、普段の経済ニュースから、コロナウィルスのニュースから、かなりの頻度でテレビに登場します。
チラッと映ったチャージングブルとか、トランプタワーとか、タイムズスクエアとか、「あ、行ったところだ!」という感じで旅行追体験的な瞬間を繰り返したおかげでなんだか親近感が醸成されてしまったんですね。
次に行けるのは、さていつになるでしょう。