『「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける』を読了しました。
縄文時代も気になる時代のひとつです。人々がどんな暮らしをしていたのかすごく気になる。
この本の中には、縄文時代と弥生時代の境目があいまいになっている、という話が何度も出てきます。
狩猟生活から農耕生活に代わることで、戦争が生まれるという指摘は新鮮でした。水田稲作は社会変革をもたらす。すなわち、農耕の共同作業のためのリーダーが生まれ、余剰により人口が増加すると、新たな農地と水利を求めて争いが起きる、と。だから縄文人は稲作を拒絶していた側面があったのではないか、と。
なかなか面白かったです。いつか三内丸山遺跡とか行ってみたいです。