おひとり様のちょっとしたこと

アラフィフ独女のよしなしごとです

読了:黒い海 船は突然、深海へ消えた

『黒い海 船は突然、深海へ消えた』を読了しました。

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私の手元にこの本が届いたのは偶然とはいえ面白いタイミングでした。

というのも、海&潜水艦関連の作品を見たばかりだから。1つ目がAmazon Primeで暇つぶし的に見た、有村架純が主演で有人潜水調査船「しんかい6500」が出てくる『海に降る』というドラマで、2つ目がその後になんとなく見た大沢たかおの『沈黙の艦隊』です。『沈黙の艦隊』の第6エピソードまで見終わったところで、図書館から予約本が届いたという連絡が来て、すごいタイミングだなぁと思ってすぐに読み始めました。

 

2008年に沈没した漁船第58寿和丸。17名もの船員が亡くなっているのに、沈没の原因として国が発表したのは波で、生存者の供述とも食い違う納得のいかないものだった。著書の粘り強い調査により、真相は潜水艦が衝突したということでまず間違いないように思える。それでもそれを証明することはできないし、誰の責任を問うこともできない。もどかしい。

 

この船を所有している酢屋商店社長野崎さんの真摯に生きる姿にも胸を撃たれます。彼はこの事故の3年後に、今度は東日本大震災で、主力の船を失うのです。人生とはどこまでもままならないものなのです。

 

この本を読み終わった直後に、『沈黙の艦隊』の第7、8エピソードが公開されたので、早速見てみました。ちょっと(かなり?)舞台建てが突飛だけれど面白いです。