『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』を読了しました。
大変、為になりました。
一番受けたのが、上司から振られた仕事は全部やらないということについて。以下の部分。特に後半。完全同意(笑)。
ここで重要になるのは野球なら選球眼、仕事ならば戦略眼です。会社に対して最も重要なインパクトを与える球と、その次に重要な球2つ、計3級程度をよく選んでください。この3球に集中することで、最も大切な球は100点を、次点の2球はそれぞれ80点を狙いにいくのです。
その他の7球は、黙ったまま放置していると上司との人間関係に禍根を残すので、できるだけ早めに打たないことを明るく宣言します(笑)。やらないことを合意する、納期を遅らせることを合意する、あるいはやったフリをする(笑)。だいたいこの3通りの処理をしておけば大丈夫です!
私も、やりたくないことを放置しているとやらなくてよくなることはよくありますね。納得いかないタスクは大体知らぬ間に消滅してたりします。
以下個人的メモ。
- 戦略(Strategy)
- 戦術(TacticあるいはExecution)
- 戦略を実行する具体的なプランのこと。
- 目的→戦略→戦術の順で考える
- 目的(Objective)
- 達成すべき使命のこと。
- 目標(Target)
- 到達目標/達成指標(Goal)
- 戦略は上位組織からカスケードダウンする。
- 良い戦略とは
- Selective:やることとやらないことが明確
- Sufficient:経営資源が十分か
- Sustanable:継続可能か
- Synchronized:自社の特徴と整合性があるか
- 戦況分析→Who→What→How
- 5C分析(戦況分析の一例)
- Company:自社の理解
- Consumer:消費者の理解
- Customer:流通など中間顧客の理解
- Competitor:競合する他社の理解
- 目標設定Objectives
- ぎりぎり届く高さ
- シンプルさ
- 魅力的か
- 既存ブランドが成長したいときにコアターゲットを発見する切り口
- ペネトレーション:カテゴリーの中で自ブランドの世帯浸透率を増やせるグループはいないか?
- ロイヤルティ:既存の使用者の中でSOR(Share of Requirements)を伸ばせるグループはいないか?
- コンサンプション:既存の使用者の中で1回あたりの消費量を増やせるグループはいないか?
- システム:既存の使用者の中で使用商品の種類(SKU数)増やせるグループはいないか?
- パーチェス・サイクル:既存の使用者の中で購入頻度を上げる理由を作れるグループはいないか?
- ブランド・スイッチ:競合ブランド使用者の中にブランド変更の可能性の高いグループはいないか?
- マーケティング・ミックス(4P)
- Product
- Price
- Place(流通)
- Promotion
- Community:ビジネスをとりまく地域社会の理解