1996年の卒業旅行の手書き日記をここに載せてノートを捨てようプロジェクトです。
1996年2月22日(木)
5:20起床。朝食をすませ、6:40頃バスで港へ。JHON.P号は7:30出航(とっても揺れてゲロゲロ。ちょっと眠った)。
9:15エギナ島着。ここはオリーブとピスタチオナッツが産物。ギリシアの最初の首都だそうだ。何もない島。なのでアフィア神殿を見に行くツアーに参加。バスで20分ほどで到着。神殿を見(どれも一緒に見える)、ピスタチオのアイスを食べた。
港にもどり、ちょっと自由時間。可愛いアクセサリーがあったが8500円位。ちょっと迷う。11:20に乗船したらK(中学高校の同級生)に偶然会いビックリ。食事を食べ、相席の中年夫婦の相手をし、しばらくしたら次の島ポロスに到着。
下船し、丘にのぼり、写真。やっと晴れてきたと思ったら、雨。やってられない。
色々と、考えることがある。後悔してるし混乱してもいる。これは旅行記であって内省記ではないけれど、両者は不可分だ。常に相手に合わせる私の性格。彼女相手だとそれが大変だ。彼女のものの考え方をある程度把握してる分、余計に。本心では彼女がどう思っているかわからないし。一人旅みたいなものだな。いい機会だと思おう。強くならなくては。そして自分を持たなくては。でもまぁもう彼女とは出かけないだろう。もう話のタネを作るためだけの旅行なんてしてはいけない。人間関係なんてしょせんタブーだらけで、でも軽度のタブーは咎めずに笑って済ますのがこれまたルールで、私のようにlike-or-notの次元でさわいではいけないのだ。
イドラ島にて多少悟りの境地にあった私は一人行動をしピアスを買った。買い物は1人の方がしやすい。とはいえ、それは治安のいいギリシアならではで、イタリアじゃどうでしょうねぇ。ピアス屋のお姉さんにvery clearだと英語をほめられた。お世辞というより、他の日本人客が全然しゃべらないのに比べてマシだってことだろう。Yだって英語教師になるクセにtraffic lightもわからないんだから。
Greek Showを見た。一見の価値あり。ただし日本人を強制参加させるのはどうかと思う。国民性ってモノがあるのだ如実に。今回ノリが良かったのはポルトガルの人々。ラテン強し。(推定)米人のノリはイマイチだった。ギリシアってなんか全然イメージがなかったんだけど、音楽はフラメンコの音楽とかに中近東って感じをミックスしたもの、踊りはザルツブルクで見たようなクルクル回っちゃう可愛い感じに、キックを重視したコサックもどきをプラスしたというもの。結論として私のギリシア人像は、オリーブやなんかを作りながら、ソボクに暮らす陽気な人ってところでしょうか。イタリア人をちょっとダサくしてトーンダウンしたってイメージもある。
GREECE 金額チェック
CASH 5,000円をドラクマに両替
T/C 1万円分
オプショナル 2,000円
ピアス 7,500円
その他色々 500円
計1万5千円
この時買ったピアスまだ持ってます。騙されていなければ14金だったはずなのですが。もう使わないので機会があれば売ってしまおうと思います。