昨年は20万円くらい払って、英会話のコンサルっぽいものを受けました。
値段分の価値があったかどうかは、よくわかりません。
もう少し、個人向けにカスタマイズしてくれることを期待していたのですがその点は完全に期待外れで、決まったカリキュラムをこなしていくというのは不満ではありました。
ただ、効果がないことはなかった。
昨年12月は、週1くらいの頻度で客先訪問して、倫敦とつないで通訳もどきをする機会があったんです。今までだったら胃痛でどうにかなってましたが、緊張もせず、事前準備もせず(笑)、なんとかこなすことができました。
お一人だけ、全部自力で英語でトークしてくれたお客様がいて、神様のようでした。その時だけは「楽だわ~」と幸運をかみしめました。
別のお一人は英語で質問を口にしかけたあと「ごめんなさい。日本語でいいですか?」と仰いました。「頑張ります」と答えてなんちゃって通訳をしました。4年くらい前に同じようなシチュエーションでPoor Englishを披露して失笑を買ったときよりは大分ましになっていた気がします。
結局ゴールもないし、地道に実践していくしかないのですね。
まぁツツガナク通訳もどきできたのは、「よく知ってるフィールドの話」だったからです。プロとして参加していたので。
部下が年末の問い合わせに関する回答を催促したときの海外からの返答。※私の担当しているベンダーとは別のベンダーです。
Apologies for the delay, we have gone into a national lockdown here in the UK with everything closed so things are working a little slower than normal.
言い訳だよね~。もともとあなた達、ほとんど出社しない在宅勤務者じゃん。
昨日はさらに国際色豊かなテレビ会議をしました。HongKongのエンジニアとの打合せです。
相手方の担当者は日本語も話せる方なので油断していましたが、日本語のできない彼の上司も同席。即席で私が英語で状況を説明しました。これまた部下が主管している製品に関する打合せなので、私は背景とバックグラウンドがよくわかっていない部分もあり、いまいち話がうまく通らず。
その内、
私:日本語で発言
担当者:自分の上司に中国語(多分広東語)で説明
担当者の上司:英語で私に質問(場合によって担当者1が日本語で補足)
という謎ループに。
そうこうする内に、同席していた私の部下(実は中国人)が中国語(こちらは北京語)で詳細説明を始めるというカオスに。
最初から私抜きで中国語でやってもらった方が速かったかもしれません。
でも契約やビジネスの話については私が責任を持つパートなので。。。
まぁ話は伝わったからいいのですが、やっぱりこういうのを気楽にこなせるようになったというのは(自力で完遂していない部分はありますが)何某かの効果なのかなぁと思う次第です。
おまけ:
1996年に初めてHongKongに行った時に買った絵です。