父の友人のお話。昭和46年頃に会社に訪れた営業マンから北海道の原野を買ったとのこと。坪単価千円で150坪で15万円。当時は初任給が3万円位の時代なので結構な金額です。
それから半世紀近く経過し、Google アースで見てみたら「なんか建物建ってる、かも?!」面白そうだから旅行ついでに現地を見に行こうかと言う話になっているそうです。勝手に入り込んで不法占拠されてても数十年住んでたら時効取得とかいうのができるんじゃなかったっけ?
これまで1度も固定資産税を請求された事は無いらしいので、まぁそう価値のある土地ではない模様。
これって原野商法ってやつじゃないの?
ちなみに父が最新の登記簿を確認したらしいです。なぜ本人じゃなく父なのか。お年寄りはみんな暇なのね。
お友達は別に今その土地をどうこうしたいわけではなく、暇になって興味本位で確認しているみたい。
てな話を実家訪問時にしていたときに、どこかに土地があるといいよねと思いました。
実は母方の叔父が関西に山を持っています。元は祖父のものでした。今も気分的には私のものでもあると思ってます(笑)。叔父が亡くなって従兄弟のものになってしまったらそういうわけにもいかないでしょうが。
例えば富士山が爆発したり大地震があったりして関東以東に居住できなくなったような場合に、山にプレハブを建てて住むと言うチョイスがあるなぁと言うのは昔から漠然と考えていました。
山じゃなくて祖父母が住んでいた場所も、諸々あってもう家は無いのですが、土地はあるのでトレーラーハウスをそこに停めて暮らすっていうのもアリかもしれません。
うん。日本のどこか、特に東京から離れた場所に土地をちょっとだけ持ってるっていうのは悪くないかもしれない。良いところであるに越した事は無いけれども、そうすると固定資産税が発生しちゃうから、やっぱり二束三文の山奥の土地でいいかもしれない。最悪のときには自給自足で暮らせるし。
なんてことを、地震が多発し、ロシアがウクライナを侵略し、日本の経済はダメダメ状態な今だからこそふと考えてみたりしています。