おひとり様のちょっとしたこと

アラフィフ独女のよしなしごとです

【過去旅行記:倫維01】2005ロンドン・ウィーン旅行

2005年のロンドン・ウィーン旅行の手書き日記をここに載せてノートを捨てようプロジェクトです。

2005年7月8日(金)

 昨夜、Mozart!を見てご機嫌で帰宅した。不在着信があったから母にTelしたら、ロンドンのテロについて知らされた。「テロ直後はケイカイしてるから大丈夫じゃない?」とお気楽な意見。でもその後のNからのTelは結構真面目に「行く?どうする?」とたたみかけてきた。前日キャンセル・・・ありえないでしょ。行くしかないとしても少々不安。結局朝までNHK BSを見続けた。BBCによると、現地時間朝(7/7)4か所で爆発。地下鉄は全線不通。バスは少しずつ復旧。7/8は学校は休校。我々の到着は7/8夜遅く。ヒースロー・エクスプレスは動いているらしいし、待つかもしれないがタクシーもいるだろう。7/9-10は近場の観光予定だし、7/11(月)には大体復旧するのでは?大都市Londonの威信ってなものもあるだろうし。7/7はミュージカルも全て中止になったらしい。7/11にPoO見れなかったらヤだよー!!

 というわけで、6:35日暮里発SL内で記録。全く寝てないけど、まだ眠くない。空までガマン。

 スーツケース受取、団体カウンタでチケット引換、チェックイン、荷物チェック、出国審査、面倒ながらも問題なく終了。第一ターミナルは、ホント何もない。

 免税店でオルラーヌを買った。¥8,400→¥3,900 すごい割引率じゃない?ドゥ・ラメールは¥16,000→¥14,000くらいで全然おいしくなかった。まぁHKもあるしね。

 Gateで待ってる時にNに会社から電話あり。シガラミって大変ね。

※今確認したら、「ロンドン→ウィーンの予定を変更してウィーンに入って、様子を見て危険そうならロンドンにはいきません」と会社には嘘を伝えたそう。昨日の今日でそんなフライト・ホテルの変更できるとも思えず、会社もよくそんな返答信じたな~

 乗ってすぐ爆睡。スナックはただのピーナツ。食事はチキンとウナギのchoice。Nはチキンを頼んだのにウナギが来て、交換してもらおうにもFAは来ないし大分切れ気味だった。お味はまぁまぁ。温いパン。茶ソバ。スモークハムとメロン。チキンとズッキーニのトマトバジルソースのペンネ。それからまんじゅう。フォークがプラスチックだけれどcute。

 私はとにかく眠りこけていたので、ほとんど何も覚えていない。もうすぐHKに着く。またお買い物。それから結局すねてほとんど何も食べなかったNに何か食べさせなきゃ。

 HKで免税店を見るが何も買わず。セールはまだ始まったばかりでイマイチ。Nは上海の余りの元で水、ポテチ、ゴマ団子を買った。元とHK$のレートがよくわからない。

 蒸し暑い中をバスで移動。その車中で席が離れていることに気づく。チェックインのとき何も言わなかったじゃないかー!間違いかとも思ったが満席のようなので、本当にそれしかあいていなかったのかもしれない。ハネムーンでもないからゴタゴタ言うつもりもないけれど、通路側ですらなかったのはショック。CXのサービスはイマイチという印象が固定しそう。どうやって時間をつぶそう。

 寝て、映画(Fever Pitch w/ドリューバリモア、Wedding Date )を見てまた寝る。映画は中途半端でエンディングにたどりつけない。食事はおいしかった。なるべく水分をとらない方向で。でもいくつかのタイミングでトイレに行った。まさか眠っているのを起こすのも悪いから彼女のタイミングに合わせたりして。機内はとても乾燥していて顔がカユイ。夜の分の薬を飲んだ。

 今15:30(日本は23:30?)。あと、5.5時間。

 全然旅行に行く気がしない。全ての行程を面倒にすら感じている。テロのせい。それも大きいけど、それだけじゃないかな。英語がもっとちゃんと出来れば少しは違うのかしら。

 2度目の食事もおいしかった。CXを少々見直した。21:05到着予定だったが、かなり早まり、20:05着。外はまだ明るい。厳しい入国審査を覚悟したが並ぶこともなく終了。Nは2~3質問されたようだが、その後に続いた私は"6 days"と答えたところで、"前のyoung ladyと一緒?"と聞かれ、"yes"と答えてそれで終了だった。

 スーツケースも問題なく出てきて、タクシーでホテルへ。途中、事故現場を通った。ドライバがあそこだよと説明してくれた。タクシー代は59.4£だったかな。ケチって60£で終わりにした。

 ホテルは立地と値段を考えると合格。スーツケースを運んでもくれないけど、Tip要らずでOK。すぐに外に出てホルボーン駅ソバのスーパーでポテチを購入。戻ってシャワーして就寝。23:30。

 

2005年7月9日(土)

 8:00起床。朝食は、まぁふつう。UK風の薄いトースト。卵にベーコンにソーセージにトマト。シリアル、ヨーグルト、フルーツもある。日本人はほとんどいなくて西洋人ばかり。食後一旦部屋にもどってからおでかけ。

 まずは最寄のAMEXへ行き両替。500£。またホテルにもどり、一部の金をおき、おでかけ。ホルボーンで1day-cardを買って、St.Paulへ。聖ポールをみて、ささやきの回ロウまで。その後ウェストミンスターに行くが休みだったのでナショナルギャラリーまで歩く。

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 ナショナルギャラリーでNが財布をすられる。被害届を持ち警察へ。同じような人が4組。

 一旦ホテルにもどり、再度出かけた。Waterlooでユーロスターのチケットを受取。GreenParkからピカデリーまで歩く。ピカデリーのアクアスキュータムでお父さんの洋服を買った。その後Oxford→Bond Streetまで歩き、地下のMarks & Spencerで夕食を買いホテルへ。

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 食事して明日の予定を詰め(少々ケンアクムード)、風呂に入って寝る。

 とりあえずLondonの状況についてメモ。街中はいたって普通。観光客が若干少ない気がするけど比べる対象があるわけでなし。ピカデリーライン以外はみな正常運行しているようだ。キングスクロスでは未だに死体の収集に手間取っているとのこと。

 そんな中、バーミンガムで緊急事態。爆発物がみつかり、中心地を封鎖したらしい。2万にんがヒナン(evacuate)?

 

<タクシーについて>

・窓口で行先を告げる

・乗る(すごく広い)

・おりてから窓越しに払う

 

<人々>

 基本的にsmilyでgentle、居心地はよい。ベルギーの仏頂面とかと比べるとなおさら。時々なまりが強くて聞き取りにくいことがある。良くも悪くも外人慣れしてるよね。

 

<Bonningtonホテルについて>

 立地は◎。サークルラインが動いていないので、セントラルラインのホルボーンを主に利用したが、大英博物館も近いし、近くには店も多い。アメニティはシャンプー(兼リンス兼ボディーソープby Lux)とソープ、シャワーキャップのみ。湯わかしとポットとコーヒー紅茶、Lotusのクッキー、それから毎日1人500mlの水。セーフBoxは使いやすくてとてもいいが、冷蔵庫はなし。クーラーはある(ないとツライ)。部屋も値段を考えると合格点だ。キーがよくバカになって困った。あんまりサービスレベルは高くないかも。防音はイマイチ。となりのドアの開閉とかかなりウルサイ。