おひとり様のちょっとしたこと

アラフィフ独女のよしなしごとです

妻が妊娠しまして

出社したときに部下がちょっといいですかとやってきて「実は妻が妊娠しまして」と言われました。

 

「それはおめでとうございます」とにこやかに言いながら頭の中パニックですよ。

 

何を言うつもりだろう?まさか育休一年とりたいとか言う?

 

結果的には「結構つわりもひどいので突発的にお休みいただくかもしれません」というだけの話だったのですが。

 

男性の育休問題。今後増えるだろうなぁ。

 

うちの会社だと有給休暇が5日間付与され、それ以上休むときには会社からは無給だけれども、育休として健保から給付金が出るんですよね(多分ね)。

 

彼は今結構大きなプロジェクトに入っているので、子供が生まれる頃もまだ忙しさ真っ盛りだと思うのです。代打を立てたくてもリソースが不足しているし。悩ましいです。

 

いまだに私の中の昭和的価値観は、「男が育休なんて」と思っています。ご時世的に絶対口には出せないですけど、私より上のおじさまたちもほぼ思想は同じですね。世の中が変わっていくにはまだまだかかるかもしれませんが、いまどきの若者たちは割と空気を読まずに(何なら義務を全く果たさないまま)権利だけは声高に主張できるタイプが多いので、一定規模以上の大企業では一気に男性育休も浸透していくかもしれません。

 

いや権利を主張できるのはいいことですよ。でもやっぱり権利って義務とセットでしょっていう。

 

中間管理職の胃は痛むばかりです。

 

一番の問題は、誰かが休むと他の誰かにしわ寄せが行くと言うことです。構造的な問題です。当然私はしわ寄せを受けまくる側の人間なので、こんな私でも他の権利を行使しやすくなれば、受け止め方も変わってくるのだと思います。

 

誰にも言えない本音を書いてみました。