今日は朝7時半から夜10時までオフィスにいました。もうイヤー!まぁ週末サボったから。。。
週末に『脳に刻まれたモラルの起源』を読了しました。倫理観とかそういうのも脳次第、と言われちゃうと、「じゃ、ま、しゃーないか」って気になりますね。
気になったところだけ部分的にメモ
- 2006年のアメリカの統計で「極めて幸せだ」と感じている人の割合が、共和党支持者では54%あるのに対し、民主党支持者では26%しかない。理由は社会の不平等をどれだけ正当化できるかという点にあると言う。
- 政治的信条という一見高次な理性に基づく信念も、脳の構造という生物的な特徴にその基盤があると考えられる。
- 人間を利他的な行動に駆り立てるホルモンはオキシトシン。驚くかな、スプレーで吸い込むだけで、他者を信頼するようになり、一時的に共感力もアップする。ネットでスプレーが販売されているらしいが、オキシトシンには嫉妬心を高めたりマイナス効果もあり、まだ不明な点もある。体の接触によっても血流中のオキシトシン濃度は上昇する。たとえばマッサージなど。
- 公共財ゲームを、毎回参加者の組み合わせを変えて実施していくと、回を重ねるごとに参加者は投資をしなくなる。フリーライダーがいるためである。
- ゴシップの存在には、個人の利己的な非社会的行動を抑制する働きがある。
- 扁桃体の大きな人ほど、友達が多く、より多くのコミュニティとつながりがあった。